こんにちは！ 神音 宇花（かみおと・うか）です。
日中は相変わらず暑いですが、朝晩はグッと秋らしくなってきましたね～！
明日9月8日は魚座の満月、皆既月食（日本では3年ぶり）です。大きな浄化や手放しのタイミング。流れに乗っていきましょう☆
今日は、対面とリモートの話をしたいと思います。
今の時代、とにかくなんでも遠隔・リモートで受けられる時代になりました。
今や、学校の講義や面接も、zoomなどのリモートが当たり前の時代。
わたしのセッションや講座も、遠隔でお受けしているものは多いのですが、最近、ご近所だったり、車や電車で来れるところにお住まいなのに、遠隔セッションを選んで来られる方が多いのに、時代の流れを感じます。
そんな時代というのはわかるのですが、ちょ～っとお伝えしておきたいのが、対面と遠隔の違い。
レイキなどの講座で「遠隔でも対面でも同じです」「効果は遠隔でも対面でも変わりません」「エネルギーは離れていても同じように伝達します」という話を聞かれた方も多いと思いますが、わたしは断言します。
実際に会ってお伝えするものと、遠隔でお伝えするものは違う、ということを！
まず、情報がどのくらい伝達するかを計測した人がいて、その方によると、対面を100とすると、リモート（映像付き）は35、音声通話は20、メール・メッセンジャー・手紙などでは5しか情報が伝わらなかったそうです。（あくまで「情報」「エネルギー」の観点です）
表面的な事務連絡や詳細の解説とかなら、遠隔でも伝わると思いますが、エネルギーや情報というのは、対面の方が圧倒的によく伝わります。
実際に会って、相手から伝わってくるもの、場・オーラ・感情など、目で観えないリアルな情報というのは、対面のほうが伝わるものが多いです。量子場の変化も、対面と遠隔では波の広がりが違います。
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そういえば、最澄と空海が疎遠になった話を聞いたことがあるでしょうか？
簡単に言えば、経典を読んだら全てわかると思った最澄と、対面して面授でなければ奥義を知ることはきないと伝えた空海の間で、論争（ケンカ？）が起きた話です。
話はこうです。
遣唐使として同じ時期に中国に行き、最澄は正統の仏教を学び、空海は密教を中心に学んで密教の経典をたくさん持ち帰ります。帰国してから、時の天皇である桓武天皇が密教を熱望されたので、天台宗を開いた最澄は、空海に経典を貸して欲しいと頼み、空海は快く貸していたようです。ある時、空海は「これ以上の密教奥義は経典を読むだけでは伝わらないから」と、ある経典を貸すのを断ります。それを聞いた最澄は、「自分は面授（対面伝授）でなくとも筆授（文字で読む）で何でも理解できる」と主張し、空海はそれにブチ切れ（たかどうかは知らんけどｗ）反発、これがきっかけで二人は疎遠になったようです。
空海は、表面的に概念的に頭でわかった氣になっても、本質に実際に触れて魂まで届かなければ、本当に理解したことにはならない、ということを言ったのでしょう。
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日常的な伝達はリモートで十分ですが、エネルギーの深い階層でのやり取りは、対面の方がより多くの情報受け渡しが行われます。
と書いたところで思い出したのですが、わたしが以前参加したある聖者のイベントでのこと。
友人の誘いで行ったので、どんな方かもよく知らず、大した期待もなく（失礼）、世間話をしながら聖者の登場・登壇を待っていたら、背後からものすごいエネルギーを感じて振り返ったら、その聖者が会場に入って来られていたのです。そのエネルギーは、魂を震わすような、圧倒的な大きな愛のエネルギーで、自分の目から勝手に涙が流れてきます。うまく形容することができないのですが、それは愛という存在そのものを感じた大きな癒しの瞬間でした。その方から何かしてもらったわけではないのですが、同じ空間にいるだけで、大きなエネルギー（情報）が伝わって来たのです。
その聖者のサイトはウェブで観ていましたが、ウェブだと何も感じず、リモートではほとんど感じることができませんでした。
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出向いて行って、その土地のエネルギーに触れる。
相手に会って、そこから伝わるものを感じる。
遠隔で情報が飛び交っている今の時代だからこそ、実際に会うこと、リアルに感じることを大切にしていきたいとわたしは思います。
「頭」で理解するだけではなく、体や心、そして魂との交流は、対面の方が圧倒的に伝わりやすいです。情報のやりとり、そして、三次元の肉体を持った自分だけでなく、上の守護の方同士のやりとりも盛んにおこなわれているのを感じます。
もちろん、遠くの方は対面・リアルに会うことがむつかしいですし、遠隔でも伝わることは十分あります。でも、対面が可能であるなら、わたしは、ぜひ実際にお会いしたいと思うのです。
肉体あってこその今。実際に感じる体験をするための肉体です。
ネット音源で聴くのと、リアルなコンサートで聴くのは、全く違うように。
原画を博物館で見るのと、高画質で複製された複製の絵を見るのは、全く違うように。
大好きな恋人に会うのと、リモートで彼に会うのは、全く違うように。
実際にお会いしたり、体に触れさせていただくことは、わたしにとっても大きな歓びになっています。
出会ってくださってありがとう。
それでは、また。
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